わたしはイスラエルの家の願いを聞き入れて、次のことをしよう【エゼキエル36:37】
神はここに、イスラエルの家を群れのように増やすという目的を明らかにされています。神を知らないものであれば、主がそうなさりたければ、ただ、ご自身でその数を増やせばよいのにと、いぶかるでしょう。神を行く道を妨げるものなど、どこにもいないはずではありませんか!
しかし、ここで神はご自身の条件を述べておられます。神がこれをなさるのは、イスラエルの家がその願いを聞き入れてくださいと、求めたときです。ここに、踏み外すことのできない原則があります。神は、その目的をすでに定めておられてますが、それを、求められていないのに、自分から強要されることはありません。
今日の教会の、神の前における役割は何か、ここから、論じることができます。教会をただ、集うための場所とは、考えてはいけません。教会とは、尊い血であがなわれた人々、霊によって生まれ変わった人々、御心がこの地上でなされるようにと、神に祈り求める役割を負った人々の集団です。ごく少人数のキリスト者の集団でも、祈っていれば、その役に立つのです。神は、ご自身でされると決めたことは何であれ、教会の祈りを通してなさいます。
ウォッチマン・ニー、『よろこびあふれる心』
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