2015年11月25日

11月25日

わたしは、あなたがたに悟りを与え、行くべき道を教えよう【詩篇32:8】

馬もロバも、飼い主に従うようしつけることはできますが、そのためには、くつわとくびきをつけ、時には、鞭で、打たなければなりません。しかし、神は、自分の子供たちをそのようなやり方で、導こうとはしません。馬やロバは、『わきまえのない者』ですが、神の子供たちは、主との近しい交わりにあずかることが許されており、主のみこころのあらましを示していただくだけで、それに、十分、対処することができるのです。

神の御心に関する知識は、正しい方法を見つけるよりはむしろ、正しい人でいるために大切です。神に対して正しくない人に対しては、どんな手立てを使っても、御心を明らかにすることはできないものです。人が正しければ、神の御心に関する知識は、それほど大切ではなくなります。方法など、どうでもよいということではありません。しかし、神を喜ばせ、御心を知らせていただくための手立てをすべて熟知していても、神のみそばに、静かに寄り添って歩くことがなければ、それに気付かないままでしょう。 強調すべきはここです。

ウォッチマン・ニー、『よろこびあふれる心』

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