彼らは正しい道を捨ててさまよっています。バラムの道に従ったのです【2ペテロ2:15】
バラムは報奨を目当てに働いた預言者でした。預言者の務めを、金もうけのために利用したのです。バラムは神の御心に無知だったわけではなく、イスラエルは神に祝福された人々であることを、よく知っていました。また、神は、彼がバラクの要求に応じて、のろいをかけに行くことを、はっきりと禁じました。しかし、バラムは大きな報償に、心を動かされてしまいました。どうして報償など、手に入れることができるでしょう?バラムが求めたのは、神の決心を覆させることです。
その要求は受け入れられ、はじめはうまく行ったように見えました。実際に、神は、はじめは禁じたことを、許すことにしました。つまり、主はただ、バラムが自分で選んだ道を行かせたのです。それは、上の節から分かるように、決して『正しい道』ではなかったのです。主の道を歩むことをやめ、神に見放されて、欲望を追い求める道に進むのは、本当に恐ろしいことです。
ウォッチマン・ニー、『よろこびあふれる心』
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