2015年7月21日

7月21日

ですから、神のみこころに従ってなお苦しみに会っている人々は、善を行なうにあたって、真実であられる創造者に自分のたましいをお任せしなさい【1ペテロ4:19】

人間が創造されたのは、神の必要を満たすためでした。神が求めたのは自分と同じ姿をした人類と交わりを持つことで、それは、ご自分のためでした。それとは対照的に、贖いは、人間が神を拒絶したことで失われたものの救済であり、回復でした。贖いによって、神が定められた、創造の永遠の目的がはじめて回復し、達成できたのです。

私たちキリスト者は、贖いの中で神からいただいた贈り物にばかり、目が行き、創造における主の目的を見失ってしまいました。贖いは私たち自身とその幸福のために行われたもので、どうしても、そこにこだわってしまいます。天地創造は神とそのご目的のためのもので、それが、何よりも重要とされる理由です。こうして、贖いによって、私たちを神の御業の始まりへと連れ戻されます。そこでは、自分の必要を満たすだけでなく、神の善き喜びをかなえる仕事に、身を捧げることになります。私たちは、真実である創造主のために喜んで祈り、働き、また苦しみを受けるべきではないでしょうか?

ウォッチマン・ニー、『よろこびあふれる心』

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