2015年7月16日

7月16日

ホレブから、セイル山を経てカデシュ・バルネアに至るのには十一日かかる【申命記1:2】

カデシュ・バルネは、カナンの地への最も外側の入り口でした。シナイ山を発って11日後には、イスラエルの子らもカナンに入ることができたはずです。しかし、彼らには信仰がなかったため、38年の長きにわたって、荒れ野をさすらうことになり、その後ようやく、彼らの子孫がその地に入りました。何とも、回り道をしたものです!

私たちの霊的な旅でも、どれだけの月日を無駄に費やしたでしょうか?誰もが長い時間を無意味に過ごしてきたのではないでしょうか。数日間で解けたかも知れないの問題が、何年もそのまま残ることがよくあります。イスラエルの民のように、私たちも荒れ野をふらふらとさまよい、神の時だけでなく、自分の時間も無駄にしています。主の声に心を傾けましょう。その声は、最後まで固くくじけない自信を、今こそ抱くようにと、強く呼びかけています。主の道はまっすぐに伸びています。私たちには主の安息に入ることが約束されています。

ウォッチマン・ニー、『よろこびあふれる心』

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