ロトのうしろにいた彼の妻は、振り返ったので、塩の柱になってしまった【創世記19:26】
信者が、外向きには世と離れ、持てるものをあとに置いてきたのに、心の内側では、キリストのために捨てたはずのものに固執し続けることはよくあります。過ぎて行った時間に、あこがれの眼差しを向けてしまうのは、簡単に昔の自分に戻って、捨て去ったものを取り戻そうとする気持ちがあることを証明しています。
イエス様が、弟子たちに強い警告を与え、ロトの妻のことを忘れないように語ったのはこのためです。ロトの妻は、大きな危機の中にあっても、前から持っていたものに心を奪われたままでした。ソドムの方へ一歩引き返したとは、書かれていません。彼女は、ただ振り返っただけです。しかし、一瞬だけでも、後ろに目を向けたことは、大きな何かを象徴しているのではないでしょうか!自分にいつも聞き続けるべきは、心がどこに向けられているのかと言うことです。
ウォッチマン・ニー、『よろこびあふれる心』
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