2015年5月29日

5月29日

また、私たちを王国とし、ご自分の父である神のために祭司としてくださった方である【黙示録1:6】 

シナイ山で、神はイスラエルの民に向かって、彼らを祭司の王国とするとされました。中国は礼節の国、インドは哲学の国ですが、イスラエルに与えられた役割は特殊なものでした。すべての国民、男も女も、大人も子供も、神と人に対する司祭となることが求められていました。しかし、彼らは失敗し、イスラエルの国全体に求められていたことは、レビ人たちにゆだねられました。 

さて今、キリストを通してこの約束はよみがえりました。世界中にある主の教会は司祭たちの王国です。古い契約のもとで力を奪われ、弱められ、また、傷を負った者たちは皆、司祭の務めから外されました。しかし、今、私たちは、何の価値もなく、汚れていて、盲目であり、立つことすらできない者でありながら、司祭になるように神から呼びかけられています。新しい契約の元で、天からの声が語っています。すべて、救われた者は、主に仕え、人類を主のもとに引き戻するために選ばれたのである、と。 

ウォッチマン・ニー、『よろこびあふれる心』

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