2015年5月2日

5月2日

彼らが主の心に逆らったとき、彼が軽率なことを口にしたからである【詩篇106:33】

30年以上に渡って荒れ野で神の臨在を目の当たりにしながら、イスラエルの人々はなおも、従順な心を持たず、水がないと言ってはモーセとアロンを非難してばかりいました。神の方は、その要求を満たす時が来て、しもべに杖を取って、岩に語りかけ、水を出させるように命じました。モーセは杖を取り上げましたが、人々の理不尽な非難に腹を立てていたので、怒りを持って彼らに語り、それから岩を二回打ちました。彼は過ちを犯しました。それでも、岩からは水がほとばしったのです。

このため、神はしもべを諌めました。神はこう言われたかったのです、『私伊を信じる人々が渇いているのを見て、私は彼らに水をあげたいと思ったのだ。なぜ彼らを叱るのか?』この時、モーセは、神が厳しく無慈悲な方であるかのような間違った印象を人々に与えてしまいました。気をつけましょう。私たちが人に良くない態度を示し、それが神のものであるかのように誤解させると、人間の失敗を神のせいにすることになります。そんなことがあってはなりません。

ウォッチマン・ニー、『よろこびあふれる心』

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