2015年4月7日

4月7日

イエスは、彼に言われた。「まことに、あなたに告げます。あなたはきょう、わたしとともにパラダイスにいます。」【ルカ23:43】

キリストともに十字架にかけられたこの犯罪人が、主を信じた後も生き続けたと想像してみましょう。この男が、十字架から降りて来て、それから数十年ほど生きたとしたらどうでしょう。そして、さらに、その間、この男がパウロの10倍もの働きをし、彼の愛はヨハネの10倍も大きく育ち、また、ペテロよりも10倍の人々をキリストのもとに引きよせたと考えてみましょう。

その後で彼が天国に行った場合と、十字架にかけられた日に天国に行ったのと、何か違いがあるでしょうか?それだけ何年も生きた後なのだから、天国でより、価値ある者とみなされていたでしょうか?

神の恵みを味わったものなら誰でも分かるはずです。あの日、すぐに天国に入った場合と比べても、彼は少しも高い位置に据えられることはなかったでしょう。天国に入るための資格はキリストの、『完了した』という言葉に見いだされます。主のあがないの御業に何かを付け加えることなど、誰にもできないのです。

ウォッチマン・ニー、『よろこびあふれる心』

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。