私たちは、与えられた恵みに従って、異なった賜物を持っているので、もしそれが…奉仕であれば奉仕しなさい【ローマ12:6,7】
神から呼びかけは個別のものです。しかも、その対象はいつも明確で、ただやみくもに、漠然と呼びかけることは決してありません。ここで言いたいのは、神があなたや私に何か使命を与えるとき、それはただ、ご自身への奉仕をさせておくだけでなく、私たち一人一人を通して、ご自身の目的を成すために決められた何かを行わせるためなのです。もちろん、『行って、あらゆる国の人々を弟子とする』という主の教会のための共通した仕事もあることは確かです。しかし、どの一人に対しても、神から与えられた責任は、個人的な信頼を示すものであり、常にそうでなくてはなりません。
このことから分かるように、神は仕える者の誰一人に対しても完全に同じ使命を与えることはなく、また、完全に同じ方法で人を育てることもありません。すべての御業をつかさどる主として、あらゆるかたちの定の訓練や懲罰を用いる権利を神は持っておられ、そして、しばしば、そこに苦しみという形の試み加えることもあります。これは主が使われる道具です。神は、ご自身があなたに対してされていることをはっきり理解しておられます。
ウォッチマン・ニー、『よろこびあふれる心』
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