2015年10月19日

10月19日

あなたがたの間で偉くなりたいと思う者は、みなに仕える者になりなさい【マタイ20:26】

人を導く者となるべき私たちが、学ばなければいけないのは、助けを求めて来る相手に対して、尊大にふるまうことなく、また、導くときも、人が付いてこれる能力を超えないことです。もし、相手のことで、主から言葉があれば、それを正直に、伝えるべきです。ただし、その人にメッセージを受け取るように、無理強いすることは避けましょう。主は、ご自身が人に与えた自由な意思を認めてくださるのです。主は、人を力ずくで抑え込もうとしないのなら、私たちがそうする理由がどこにあるでしょう?主の前を静かに歩み、指導者の立場にある人たちより、自分を前におくことはできるだけ避けることを学びましょう。

わたしたちは、語ろうとすることを、相手が学ぶ意欲を持っているからと言って、それに満足していてはいけません。むしろ、そのことに、震え、おののきながら、主に助けを求めるべきなのです。どれだけ強い確信を持っていても、自分だけに頼ってはいけないと、心に止めるべきです。私たちは間違いを犯しやすいものであり、自分を過信するほど、道を誤りがちになります。危険なのは、多くの人が、あなたに惹きつけられて、ついて来ると、それだけ、自分に自信を持ってしまい、人に助けを求める気持ちがなくなってしまうことです。

ウォッチマン・ニー、『よろこびあふれる心』

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