2015年12月25日

12月25日

その名はインマヌエルと呼ばれる。訳すと、神は私たちとともにおられる、という意味である【マタイ1:23

あがないの働きの成就は、この赤子がベツレヘムに来られたときに始まりました。神のはたらきは、いつも、ひそやかに、小さなところから、始まるものであり、この中にも、その性質が、はっきりと現れています。この比類なき子供が人類に加わったとき、数人の信心深い羊飼いだけが、証人として招かれました。これにより、永遠なる神の御子は、それから後、人の子と名のることができたのです。イエス様ご自身が、この呼び名を受け入れ、それを喜ばれたようです。本物の神でありながら、主はこうして、本物の人間となられたのです。

インマヌエルという呼び名は、イエス様がこの地上におられるあいだは、誰にも理解されず、身近ににいた人もこの名を使わなかったようです。十字架と五旬節の後で、信者たちは、主が持つ多くの名前の中で、最も尊いものとして、この名を唱えるようになりました。主は、愛された弟子たちへの約束の言葉のうちに、この名を刻みました、『見よ。わたしは、いつも、あなたがたとともにいます。』主がここに、『世の終わりまで』と、付け加えられたので、私たちも、主を、いつまでもともにおられる方、インマヌエルと呼ぶことが許されています。

ウォッチマン・ニー、『よろこびあふれる心』

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