ただし、少しも疑わずに、信じて願いなさい【ヤコブ1:6】
昔、あるキリスト者の友人が、すぐに150ドルのお金が入用になりました。そのころ、私たちは、川沿いの村に住んでいて、土曜と日曜には連絡船が運航していなかったのです。その時は、もうすぐ土曜で、その男は、次の月曜までに、お金をそろえる必要がありました。彼は神に祈り、月曜にはお金が手に入るという確信を得ました。彼が福音を伝えるために出てゆくと、窓拭きの男に出会い、掃除の代金1ドルが未払いのままであると言われました。そこで、彼はポケットに残っていた2ドルの中から、そのお金を支払いました。さらに、進んでいくと、一人の乞食が現れ、施しを求めました。ポケットにあった最後の1ドルはとても貴重なものだったのですが、それも全部、この乞食にあげるしかないと、彼は感じたのです。
最後の1ドルがなくなってしまうと、神が来られました。彼は、この上もなく幸せな気持ちになりました。神の他に、何ひとつ頼るものがなくなったからです。彼は、家にかえり、平安な気持ちで眠りにつきました。主の安息日、いつものように彼は、奉仕で手一杯でした。月曜が来ると、思ったとうり、150ドルが電信で振り込まれました。電信での振り込みは、とても高かったのにです。神は、早目に来られることはなくても、決して遅くなることはありません!神は、いつでもいちばん良い時に来られます。
ウォッチマン・ニー、『よろこびあふれる心』
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