2015年12月16日

12月16日

どうして、ひとりが千人を追い、ふたりが万人を敗走させたろうか【申命記32:30

キリスト教のユニークな面は、個人的でありながら、同時に、集団としての性質も持っていることです。聖人たちが、共に集うことが大切であるとされています。他の宗教は、信心深くあることを推奨しますが、キリスト教だけは人々が集まるよう呼びかけます。

ここで、ひとりが千人を追い、その一方で、ふたりがその十倍の人数を敗走させると約束されています。なぜ、こんなことが可能なのか、理解することはできません。計算上はあり得ないことですが、これは事実なのです。人間がする計算では、ひとりが千人を追うなら、二人で倒せるのは二千人ということになります。しかし、神は、そうではないと言われます。

神の子供が力を合わせるとき、それより8000人も多くが敗走するというのです。この強さは、二人が合って、共に働いたが故に、増し加わったものです。ですから、私たちも、個人的な恵みだけで満足しないようにしましょう。神は、私たちとともに働くとき、もっと多くのことをなすことができます。

ウォッチマン・ニー、『よろこびあふれる心』

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