2015年12月23日

12月23日

わが愛する者よ。あなたはティルツァのように美しく、エルサレムのように愛らしい。だが、旗を掲げた軍勢のように恐ろしい【雅歌6:4】 

天の御国で、はじめて、聖徒たちはキリストとひとつに結びつくのですが、そこでさえ、恐ろしい力を持った敵の攻撃を受けることになります。信者たちは、天なる美しさだけがあればよく、主の戦いのための霊的な強さは必要ないなどと、神は考えておられません。大きく掲げられた旗は勝利のしるしです。敗れた者は、旗を巻き取って、しまい込むしかありません。キリストが愛した人々は、天国で大きな力を現し、勝利に満ちた軍隊として行進するよう定められています。

それでも、この言葉の中で、彼らは、ティルツァにも例えられています。美しい場所として知られていたところで、神の街、エルサレムのように愛らしいと、歌われています。このふたつに、相反するところはありません。神にとって美しい教会は、敵から見れば恐るべき相手となるからです。

ウォッチマン・ニー、『よろこびあふれる心』

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。