光はやみの中に輝いている。やみはこれに打ち勝たなかった【ヨハネ1:5】
今日の世界にある大きな危険は、闇から来るものにばかり関心と注意を向け、そのことをいつも語りあってしまうことです。暗闇のことを議論し、何とか立ち回ろうと画策したり、考えるだけでも、闇を内側に呼び込むことになります。キリスト者はここから学び、否定的なものをすべて排除し、前向きな希望に満たされなくてはなりません。
暗闇をこの世から消し去ることはできませんが、光はそれを飲み込むことができます。その逆は絶対にありません。暗闇が光を飲み込むことなどありえないのです。光はどこにあろうと光であり、枡の下におかれようと変わることはありません。くり返しますが、この暗闇の世にあっても、光は光です。この世の全ての闇がかかっても、光を打ち消すことはできません。暗闇は小さなろうそくの輝きを前にすれば消えて行きます。暗闇に出会った時、それを払いのけるのは愚かなことです。ただ、光のもとに持ってゆけばよいのです。
ウォッチマン・ニー、『よろこびあふれる心』
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