2015年3月11日

3月11日

ところが、イエスは彼に言われた。「わたしについて来なさい。死人たちに彼らの中の死人たちを葬らせなさい。」【マタイ8:22】

あるところに信仰心のない父親がいました。その息子は、家に帰って、父が死ぬまで待ち、葬儀が終わってから主に従い始めるほうがいいだろうと考えていました。イエス様はこの考えに反論され、こう教えられます、死人たちに死人たちを葬らせなさい、と。ここで言う、『死人』とは霊的に死んだものに限られます。主はご自身の言葉で、弟子たちに、埋葬はそのような人たちにまかせておいて、御許に来るように招かれています。

これは決して、次のようなことを勧めているのではありません。たとえば、新しい中国人の信者は親に対して子供としての義務を果たすべきではないと言っているわけではないのです。ましてや、人が神に会いに行くに際して、自分の霊的な必要に無頓着であってはならないのです。ここで強調しているのは、むしろ、やりかけの用事は、この世の人々に続けてもらおうと言う教えです。この世の問題が全て片付いてから、キリストのところへ行こうと考えるのはやめましょう。そんなことをしたら、キリスト者になる時間がなくなってしまうかもしれません。

ウォッチマン・ニー、『よろこびあふれる心』

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