2015年2月6日

2月6日

では、私の耳にはいるあの羊の声、私に聞こえる牛の声は、いったい何ですか【1サムエル15:14】

主の御霊はサウロから離れました。これは彼がはっきり伝えられた導きに従わなかったためです。サウロはサムエルに対して、自分は神の命令を果たしたと声高に主張しましたが、これは、彼が自分を偽ろうとしていたことの現れです。『聖絶する(utterly destroy)』という言い方がこの章でアマレクに対して7回出てきます。神は、でき得る限り自分のご意志をはっきりさせたのです。しかし、サウルの言動から、偽りに満ちた心が、完全に従うことの難しさから、なんとか逃れようともがく様子が見て取れます。

第一に彼がしたことは、何か善で、何が悪であるか、自分の判断に頼り、神が示された判決に従うことをしませんでした。二番目に彼がしたのは、神にいけにえを捧げて、物事を正そうと考えたことです。こんなやり方で神を買収することなどありえません。神が示された言葉に従う以外の選択肢などないのです。いけにえを捧げても同じことです。従うことがいつでも最善なのです。

ウォッチマン・ニー、『よろこびあふれる心』

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