2015年2月17日

2月17日

しもべの主人は、かわいそうに思って、彼を赦し、借金を免除してやった【マタイ18:27】

ここでされた免除の中に、福音が示されているのが分かりますか?このしもべがもっと時間をくださいと願ったのは本当におろかなことでした。自分のもてるものを全て売り払い、その上、自分自身を売ってもまだ、借金を返すには遠く及ばなかったのです。彼はこう言っているのと同じでした、『時間をください。私は誤魔化すつもりはありません。借金を踏み倒そうなどと思っていません。最善を尽くします。いつの日かお金は必ず返します。』

こんなふうに主に語りかけても、決して答えは返ってきません。『よし、分かった。今、払えるだけ払って、借金の残りはこれから少しずつ返しなさい。』、主はこんなことは言いません。全てを許されます。神は、恵みを与え、御自分の心が満足されるまで与え続けます。神が何かを与えられる時、御自分の性質のままに与えてくださいます。私たちは大胆に願ってよいのです。神はいつでも、私たちが願い、考えるより、ずっと豊かに与えてくださるからです。

ウォッチマン・ニー、『よろこびあふれる心』

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