2015年2月2日

2月2日

確かに、わたしは、あなたがたに、…敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を授けたのです。だから、あなたがたに害を加えるものは何一つありません【ルカ10:19】

主の名で呼ばれたものは誰でも、この地上において、その代弁者です。私たちは神に任命された大使なのです。暗闇の力から助け出され、愛する御子の王国へと移された私たちは、天の権威を常に身に帯びているのです。

しかし、そこには重大な警告が伴います。私たち自身が神の権威に服従しなくてはいけないことです。被造物が初めは人間の支配のもとにおかれていました。それなら何故、今、被造物は人間の命令に従わないのでしょう?それは、人間のほうが神の言葉に耳を貸さなかったからです。なぜ、獅子はユダから来た神の人を殺したのでしょう(第1列王記13:26)?その人が神の命令に従わなかったからです。しかし一方では、獅子はなぜ、ダニエルを襲わなかったのでしょう?それは、彼が神の前に無実だったからです。また同じく、使徒行伝では虫たちがおごり高ぶったヘロデを食い荒らしたの、蝮はパウロの手を噛むことができませんでした。ここに来てついに、被造物が再び、神の大使に従っています。これによって、大使自身が、従順さを取り戻したのです。

ウォッチマン・ニー、『よろこびあふれる心』

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