2015年2月21日

2月21日

愛は寛容であり、愛は親切です【1コリント13:4】

パウロは、十分に知っていました。やかましいシンバルのように、中身のない言葉を次々と発するのは、実に簡単なことです。彼自身の言葉は、決して空虚なものではありませんでした。彼自身が証言しています、『私は信じた。それゆえに語った』と。この章にある愛に関する真理を教えるのはきわめて簡単なことですし、その章を暗記して、人を感心させることもできます。しかし、これを書いたものは、決して人を感心させたかったのではなく、心から思ったことを書いたのです。

コリント人は彼についていろいろと批判しました。彼はたくさんのことを話しましたが、彼が語った言葉は、人々の心に届かなかったのです。パウロは彼らのお金が必要でしたが、彼自身の立場が議論の的になっていました。彼は神から使わされた使徒ですらなかったのです。しかも、彼はいつも揺れ動いていました。彼はまず、そこへ行こうと考えましたが、後に考えを変えました。パウロは自分がひどい批判を受けていることを聞いたとき、何をしたでしょう?彼は、優しく忍耐強い愛をもってこれに応え、この手紙に、これほどまでに優麗に書き上げたのでした。

ウォッチマン・ニー、『よろこびあふれる心』

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