2015年9月14日

9月14日

彼らは、エジプトを追い出され、ぐずぐずしてはおられなかったからである【出エジプト記12:39】

恵みによって救われた者は誰でも、血で買い取られています。しかし、忘れないようにしましょう。イスラエルの民のように、私たちも贖われた後は、外に出て行かなくてはなりません。贖いの血は、生きるものを死者から分かつだけでなく、拘束されていた神の子供たちを、この世へ解き放ちます。イスラエルの民は、真夜中が来る前に羊を殺し、その血を門柱とかもいをつけた後は、急いで食事をすませました。彼らは、旅に出る身支度をしたうえで、食事を始めました。腰には衣をまとい、足には靴を履き、手には杖を持って、エジプトの地から逃れる用意を万端に整えていたのです。

あがないの第一の効果は分離です。分離が始まるまで何年もかかることはありません。主に買い取られたら、まさにその夜、その人は世から、切り離されます。世から離れるべきかどうか、数日間じっくり考えて、決めるようなことは許されません。神は、人をあがないながら、その前と同じ、この世の暮らしを続けさせるようなことはしません。救われたものは、荷物を持って外に出ます。旅をするための荷物です。枕としては使えないものです。

ウォッチマン・ニー、『よろこびあふれる心』

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