2015年8月29日

8月29日

あなたの重荷を主にゆだねよ。主は、あなたのことを心配してくださる【詩篇55:22】

建物を作っている現場で、3段の足場を組んで、作業する人がそれぞれの段に立ち、一番下の段から真ん中の段へ、そこから一番上の段へとレンガを投げ上げていくのを見たことがありますか?レンガが、上に渡され、また、ひとつ上の段へと、手渡されていくなら、作業は着々と進んでゆきます。途中にいる人が、受け取ったレンガを上に渡さないうちに、次のレンガが上がって来たらどうなるでしょう?もしも、最上段の人がレンガを受け取ることを拒否したら?可愛そうに、真ん中の人はレンガの重みでつぶされてしまうでしょう。

同じことが、気づかないうちに、いつも私たちにも起こっています。第一の問題が起こったとき、それをもっと高い次元に上げることができないと、焦りを感じ、不機嫌になってしまいます。そこへ、2番目、3番目の問題が起こると、私たちは少しずつ疲れ果ててゆき、重圧に押しつぶされてしまいます。回復する方法はとても簡単です。不安に脅かされそうになったらすぐに、重荷を上へと手渡せばよいのです。

ウォッチマン・ニー、『よろこびあふれる心』

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