2015年8月13日

8月13日

私は…涙ながらに、あなたがたに手紙を書きました【2コリント2:4】

よく知られているように、コリント人への第一の手紙が書かれたのは、パウロがクロエの家の者から、教会の内部に深刻な状況が生じていると聞いたためです。その手紙の中でパウロは、彼らの多くの間違いを直接的、かつ、厳しい言葉で非難しました。この中で、パウロは、その手紙を大きな心の嘆きから、涙ながらに書いたことを語っています。

絶対に確かなことがひとつあります。言葉で人の心を打ちたいと望むなら、自分がまず、傷を負わなければなりません。あなたが先に、内なる怒りを覚えなければ、気の利いた言葉を並べても、聞き手の心には届かないでしょう。人の傷を癒す言葉を求められたら、自分が先に深い苦しみを味わうことが必要です。他の人の間違いを指摘するのはいかにも容易なことです。しかし、涙ながらにそれをするのはなんと大変なことでしょう!

ウォッチマン・ニー、『よろこびあふれる心』

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