自分の愛する者に寄りかかって、荒野から上って来るひとはだれでしょう【雅歌8:5】
聖霊が見せるこの驚きべき光景に、私たちは惹きつけられます。ここにあるのは、教会の奇跡に他なりません。彼女は自分の世界を後ろに捨てて、荒れ野からこちらにやってきます。そして、彼女は上に向かって歩いています。天国と言う目的地に向かって進んでいるからです。それに加え、彼女は、愛する者に完全に信頼し、より頼んでいます。この荒れ野の世界から抜け出す道を自分で見つけることはできないと知っているので、彼女は相手から離れることができません。そして、彼女が相手により頼み、またそばから離れないのは、義務感や恐怖からではなく、愛の心の故です。
ここに、私たちは巡礼教会が、前へ、上へと進んでいく様を垣間見ることができます。そこにはキリストにある『いと高き』呼びかけがあるのです。なぜ私たちは、主が戻ってこられるのを、受け身の考え方で待つべきなのでしょう?霊の状態を正しく保つことで、主の再臨に備えることができ、そのためにこそ、主とともに前へと進んでゆくことが今、求められているのです。
ウォッチマン・ニー、『よろこびあふれる心』
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