2015年1月9日

1月9日

日が上ると、焼けて、根がないために枯れてしまった[マタイ13:6]

ここで本当の問題は太陽ではなく、根がなかったことです。霊的ないのちにおいて、根は、これまでに持ってきた主との秘密の時間を表しています。人の前でしか生きていない者には、この主との隠れた歴史がありません。単刀直入に質問させてください。あなたは、人生のどのくらいの部分を人目に触れずに生きていますか?生活の中に、人の眼から隠された部分がありますか?あなたの生活における祈りは、祈り会の集まりで口にするものだけですか?神の言葉に関するあなたの知識は、人前で説く話の内容に限定されているのではないでしょうか?あなたは個人的な霊的経験をすべて、他の人と共有していますか?もしそうなら、あなたは根を持っていません。

キリスト者の中で、神と二人だけの秘密の場所を持ったことのある者が、人生の恐ろしい試練を通り抜け、勝利を得るのです。いつの日か、自分の信仰を否定するか、命を失うかの選択を迫られたとしたら、どちらを選びますか?この問いへの答えは、選択を求められた日が来てから、決めればよいものではありません。選ぶのは今です。もしその日、主を拒むとしたら、それは今日、根を十分深く下ろしていなかったからです。

—ウォッチマン・ニー、『よろこびあふれる心』

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。