2015年1月25日

1月25日

しかし、神に感謝します。神はいつでも、私たちを導いてキリストによる勝利の行列に加え、至る所で私たちを通して、キリストを知る知識のかおりを放ってくださいます【2コリント2:14】

香料と言うのは、なんともとらえどころのない品物です。夏の日の香りと言われても、どう説明してよいか分からないし、再現することもできません。これは霊においても同じです。キリスト者である男や女に会って、なにか言葉ではとても説明できない特別な資質を持っていると感じたことはありませんか?これこそが霊的な香りというべきものです。これは、神と心からの関係を持ったときに得られるもので、交わりと服従から生まれ、人の手で作り出されたこの世の優雅さをはるかに凌駕しています。

確かに、キリスト者であると声高に主張しない人の中にも立派な美徳の持ち主もおり、こういった生まれつき備わった性質を見て、自分が平凡な人間であることに、恥ずかしさを感じるかもしれません。しかし、これは較べものにならないものです。御霊に導かれた生活が放つ芳香は、天国から出てきたものです。それはキリストから生まれるもので、人を私たちではなく、主のほうへと向かわせます。

ウォッチマン・ニー、『よろこびあふれる心』

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